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しまくま
旅先で撮ったたくさんの写真や動画をアルバム代わりにブログにまとめています。

その土地を訪れるのは「最初で最後」かもしれない。だから旅行計画は失敗したくないというのが本音ですよね。このサイトがあなた様の一生の思い出のための糧となれば、私たちの旅先での失敗や奮闘も報われマス(´꒳`)

【実例】4月のロンドン・パリ旅行の服装と気温・天気。ユニクロ、無印良品など

記事内にスポンサーリンクが含まれる場合がありますが、いずれもしまくまが本気でオススメするものです!

4月のヨーロッパは気候的に旅行にピッタリのシーズン。どの都市も天気が良くてとても過ごしやすかったです。ただし、「寒暖差」には要注意。洗濯を減らす工夫も重ね着もちょっとしたコツが必要🐻

この記事の目次

ヨーロッパ各地の4月上旬の気温

私たち(🐻🐼)がヨーロッパに滞在した4月上旬の気温をまとめました。

4/6🇬🇧4/7🇬🇧4/8🇬🇧4/9🇬🇧4/10
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*4/13はモン・サン・ミシェルへ。

実際の服装まとめ解説

ヨーロッパ2週間、基本スタイル

ヨーロッパは寒暖差が激しいです。特に、4月上旬の夜は東京の冬くらいと思ってもよいくらいです。実際、上記のダウンコートとギアパンツの組み合わせは、東京の11月〜3月の間、同じ格好でした。中に着るシャツで調整する感じです。

かたや25℃を超える夏日もありました。

なので、以下、「基本(防寒)」「暑い日」の2パターンをご紹介します。

(靴だけ「基本」と「雨の日 」の区分です。)

1. アウター

この日は朝から15℃超でブルゾンが最適でした

基本:ユニクロ ハイブリッドダウンパーカ

アウターは防寒性能が最優先だと思います。インナーで防寒すると暑くなった時に脱げないので、私は1枚もヒートテックの下着は持っていきませんでした(シャツの組み合わせは後述)。1日のうちに冬にも夏にもなるし、エッフェル塔などの高低差がある場所も=寒暖差があると考えて良いと思います。4月でも大雨が降ることもあるので撥水加工のアウターがオススメ。

暑い日:無印良品ブルゾン
+(鞄に)ウルトラライトダウン

ブルゾンは15〜20℃くらいの日差しのある昼間の気温にピッタリでした。しかも、内ポケットがスリ防犯対策になります。結局、一番効果的なスリ対策は『外から見えない』ですね。

すでに無印の通販サイトに在庫は残っていないですが、Amazonにはまだ在庫あるみたいなのでリンクを貼っておきます。

2. ボトムス

基本:ユニクロ ヒートテックギアパンツ

ギアパンツを選んだ理由は撥水性があって雨や汚れに強いからです。ヨーロッパのひとって小雨だと傘ささないって本当でした。傘をさそうとしている間に小雨が止んだり、さくっと近場のカフェに入るからかな?あと、ピクニック気分で公園でひと休みする時も、ギアパンツなら汚れを気にしなくてよいからラクですよ。

暑い日:ユニクロ ストレッチレギンスパンツ

ヒートテックではない方のレギンスパンツ。動きやすいので歩き回る日は良いです。夜はちょっと冷えます。

3.バッグ

ロンドン・コヴェントガーデンにて

旅行バッグ MILESTOの「Hutte」

この5〜6年くらい「Hutte」シリーズのメッセンジャーバッグは家族みんなでヘビロテで大小2種類持ってます。バッグの設計がスリ対策万全、さすが旅行バッグなだけあります。シンプルなデザイン、丈夫さ、使い勝手の良さで文句なしです。

海外ではとにかくファスナー必須!!
手前のポケットはiPhoneのProMaxが余裕で入る大きさ

4.靴(とにかく快適に!)

二日に一回以上リカバリーサンダルで過ごしました。
石畳みに最適で見た目に反してフカフカした履き心地

履き物は3つ用意しました。

  1. リカバリーサンダル
  2. 防水のスニーカー
  3. ドレスコード用の革靴

基本:ウーフォス リカバリーサンダル

しまくま夫婦(🐻🐼)はド庶民なのでほとんどバスか徒歩で移動。毎日2万歩以上歩くと踵が壊れそうになります。雨の日やドレスコードが厳しい場所以外は基本的にリカバリーサンダルでないと足の痛みがもう無理(涙)ってかんじでした

靴下を履いてサンダルを履くこともあるので、普段のスニーカーより1段上のサイズが良いです。ちなみに、このOocloogというタイプならつま先が出ないので、雨さえ降らなければちょっと寒い程度なら余裕です。

海外ではアメニティが全くないホテルもざらにあるのでサンダルは室内履きとしても良いですょ◎飛行機の中でもリラックスできて良いかも。

雨の日☔️:ゴアテックスのスニーカー

昔からヨーロッパ(特にイギリス)は雨が多いと聞いていたのと、一度でも靴がずぶ濡れになると旅行中ずっと生乾きなのはかなりのストレス。ということで、防水のスニーカーは絶対あったほうが良いなと思って1年前から履き慣らして準備していました。

マムートのアルティメットプロはハイキング用のスニーカーで、「GTX」とはGORE-TEX®(ゴアテックス)という防水機能の高い素材で作られたバージョンのことです。底が硬めなので普段から長距離を歩き慣れている人向きだと思います。私が実際にヨーロッパに履いて行ったのはこちらです。下記のニューバランスより軽いです。

左からウーフォス/マムート/ニューバランス

NB880も防水バージョン

もうひとつGORE-TEX®(ゴアテックス)でオススメのスニーカー「ニューバランスの880」です。私は扁平足なので長距離を歩くならニューバランスの880がベストです!!!私がヨーロッパ行く時には売り切れでしたが、最近ようやくAmazonで買えたので今はニューバランスをメインで履いてます。

品名に「GTX」と書かれているものが防水のゴアテックス仕様、側面のロゴが目印。
\楽天スーパーSALE最大46.5倍!/
楽天市場

扁平足の方は、インソールも大事です。普段、ニューバランスにはコレを装着してます。

5.シャツの重ね着

登山の重ね着(いわゆる「レイヤリング」)っていうものをきちんと解説したいのですが、記事が長くなってしまうのでちょっと端折って概要だけ書きますね。折を見て別の記事で解説します。

まず、なぜ「登山の重ね着」なのか?ですが、私の父が登山家で、山の重ね着はとても理にかなっているということをいつも教えられてきました。私たちのヨーロッパ旅行はとにかく歩くので体温の上がったり下がったりが激しいです。汗をかいたままだと体が冷えてしまう、いわゆる汗冷えが起こります。

また、洗濯物を減らすためにもこの重ね着をうまく活用しましょう!(速乾性のインナーとミドルウェアさえあれば他は洗濯しなくても良くなります。)

さらに、外気も東京より圧倒的に寒暖差が激しいので脱ぎ着することで温度調節ができる服の組みあわせを目指しました。

レイヤリングの構成
(ガチ登山ではなく今回の旅用)

  1. インナー:汗を吸収して肌がサラサラになるもの
  2. ミドルウェア:吸収速乾の半袖シャツ
  3. サーマルウェア:体温を保つ長袖シャツ
  4. アウター:すでにご紹介した「防寒第一」のダウンコート

※あくまでこれは我が家の基本、登山家の間でルール化されたものではありません。

※さらに寒い時は、ミドルウェアをタートルネック(しまくま🐻は不要でした)にしたり、持ち歩きやすいネックウォーマーやウルトラライトダウンを予備に準備しておくと安心です。

インナー

4月のロンドンやパリは1日のうちに夏のような暑さになったり冬のような寒さになったりします。だから、インナーがヒートテックだと暑い時に汗をかいてしまって必要以上に体が冷えてしまうなと思ったので、インナーは汗を素早く吸水し発散させるもの。ミドルウェアに水分を移動させるので汗冷えが起きにくいです。アウトドアメーカーのものだと高額なので安くて同じようなものを探しました。メンズですけど小さいサイズで対応。

ミドルウェア

ミドルウェアはインナーから移動してきた水分を乾かさないといけないので、吸水速乾のTシャツが良いかなと。コットン100%だと乾きにくいのでポリエステルのものになります。

一日中美術館に入り浸る日は汗もかかないし外気の影響もほとんどないので、そういう時はコットン100%でもお気に入りのTシャツを着てました。

サーマルウェア

サーマルウェアは普通の長袖シャツで良いと思います。私の場合、寒い日はコットン100%のもの(ネルシャツとかちょっと厚手のボタンダウンシャツ)、暑い日は登山用のポリエステルが混ざった軽い生地の長袖でした。日差しの強い日はUVカットのシャツも良いですね。

補足:ヨーロッパでの洗濯について

パリのホテル(La CLef Louvre)の部屋に備え付けの洗濯機

旅行中のお洗濯についても、ここでもちょっとだけ触れておきます。

旅行中に洗濯するのは基本的にインナーとミドルウェアのみ。この2つさえ清潔にしていればサーマルウェアは洗わなくて大丈夫。サーマルウェアは乾きにくいものも多いので、気になる方はある程度の枚数を準備するかホテルのランドリーサービス利用を前もって検討ください。

ヨーロッパの水道水は石灰(カルキ)含有量の多い硬水です。このカルキが固まって付いてしまうと服が余計に汚くなったり、洗濯槽にこびりついて洗濯機が壊れたりするそうです。そこで、硬水を中和する「石灰中和剤」を洗剤と一緒に入れる必要があるとのこと。これは現地のスーパーに売ってます。手洗いするとしても日本の洗剤だけで洗濯するのはおすすめできません。

洗剤はそれで良いとして問題は洗濯にかかる時間

ホテルに備え付けの洗濯機を試運転してみたところ、洗濯時間がなんと「3時間」と出てきました(笑)

低い温度だと洗剤が溶けないから、という説明をどこかで読みました。設定時は40度のぬるま湯だったので、時短にしたかったら60〜90度のお湯でってことでしたがそんな高温で洗濯して服が痛むんじゃないかと怖くなりました。服によって素材も違うので温度を分けて洗濯する時間もないですし…。

なので、洗濯機は諦めて手洗いしました。
(ジップロックで揉み洗い!)

速乾性の高いポリエステル素材のシャツとか下着だったので洗濯物はすぐ乾きました。やっぱり乾燥しているんですかね?ヨーロッパって。ホテルに備え付けのタオルウォーマー(タオル用のヒーター)は高温になるので、もし使うとしたらコットン100%の無地ものだけに。プリントのあるシャツや化学繊維は高温に弱いです。干す前に洗濯物をバスタオルに挟んで圧をかけ、水分を残さないのも重要です。

タオルウォーマーは超高温なので推奨はしません。
使うとしたら自己責任で、火傷に注意。

ドライヤーで乾かすってアイデアもよく聞きますがおすすめはできません(火事や火傷には十分注意してください&「エアロダクト」というドライヤーで服を乾かすグッズがあるらしいのでそれをご検討ください)。バスルームは乾燥しやすいので干しているだけでも十分乾きました。私たちは少しでも荷物を減らすために2日おきくらいに部屋のバスルームで洗濯をしていますが、乾きにくい素材の服やお金に余裕がある時はホテルのランドリーサービスを素直に利用する方が良いと思います。

6.カメラのストラップ(スリ対策)

7.スマホのストラップ(スリ対策)

詳細はこちらの記事にて↓

8.パスポートのセキュリティーポーチ(スリ対策)

必須のセキュリティポーチ!

パスポートやクレジットカード本体(=物理カード)は普段、表に出す必要がないので、服の下に装着できる「セキュリティポーチ」に入れっぱなしで2週間過ごしました。お支払いは全てスマホ(Appleウォレット)で完結。

シャツの下に装着するのでできるだけ薄い方がいいのですが、パスポートとクレジットカードを入れる人は、ポーチにスキミング防止の加工がついている方がオススメです。セキュリポのポーチは両方かなっています。

ウエストが大きいサイズのポーチもあります。

空港とホテルではパスポートを提出する必要があるので、出しやすいポジションに入れておきます。ミドルウェアとインナーの間とか。

補足:現金について

現地のコインは出し入れしやすい場所に

日本円は1万円札と千円札数枚、現地通貨(ポンドとユーロ)は日本円で合計2万円くらいを、先述のセキュリティーポーチに入れて持ち歩いていました。

Q. ヨーロッパ周遊中に必要だった現金とは?

結論:2週間ヨーロッパ周遊して、現金が必要な場面はドイツの田舎町だけでした。

ロンドンは有料トイレを見かけなかったですが、パリは駅ナカが有料トイレだったので1ユーロコインに両替してもらい、小銭はバッグのすぐに取り出せるところに小銭用ポーチに入れていました。(※パリ北駅の有料トイレは1ユーロコインがなくてもタッチ決済のカード払いができます。)

「海外では高額紙幣(50ポンドや100ユーロ以上のお札)は使えない」というのはよく聞く話ですよね。私達も現地のパブに行った時、高額紙幣の受け取りを拒否されました。同席していたイギリス人の友人がお願いしてもダメでした。友人曰く「偽札を調べる機械が無いんだと思う」とのこと。なので、できるだけ少額に両替してもしくはキャッシュレス決済がオススメ。

結局、私たちの持っていた高額紙幣はロンドンの老舗百貨店フォートナム&メイソンで使いました。

ロンドン・パリの空と街(スナップ写真)

毎日写真を撮ってたので、空とか街の人たちの服装とかを参考にしてください。

各日の関連記事(リンク先)にもっとたくさん写真を載せてます。まだリンクが貼ってない日はこれからアップデートしていきますので、おたのしみに。

4月6日 最低14℃最高18℃ ☀️/☁️

19:00、Tottenham Court Road駅

4月7日 最低10℃最高16℃ ☀️|☁️

正午、ウォータールー駅

下記の関連記事にて、街の様子や天気・服装をチェックしてみてください。

4月8日 最低9℃最高17℃ ☀️/☔️

14:30、ピカデリーサーカス

ロンドンで本降りの雨があったのはこの日の夜だけ。あとは奇跡的に晴れ。雲は多かったです。この他にたくさん撮ったスナップ写真で、下記の関連記事にて街の様子や天気・服装をチェックしてみてください。

4月9日 最低8℃最高12℃ ☁️

18:30、ロンドン

下記の関連記事にて、街の様子をチェックしてみてください。

4月10日 最低4℃最高16℃ ☀️|☁️

13:30頃、モンマルトル

下記の関連記事にて、街の様子や天気・服装をチェックしてみてください。

4月11日 最低10℃最高19℃ ☁️

17:30、パリ市庁舎

4月12日 最低11℃最高23℃ ☀️|☁️

14:00、ピノー・コレクション

4月13日(モン・サン・ミッシェル)

13:00頃、モン・サン・ミシェル

パリ市内は最低11℃最高26℃ ☀️
モン・サン・ミシェルは最低9℃最高24℃ ☀️

下記の関連記事にて、島の様子や天気・服装をチェックしてみてください。

4月14日 最低11℃最高20℃ ☀️|☁️

12:40PM頃、ヴェルサイユ宮殿

4月15日 最低7℃最高14℃ ☀️|☁️

朝9:30、ルーヴル美術館近くのパン屋

4月16日〜18日ミュンヘン・フランクフルト

ドイツは諸事情によりほとんど屋内だったので、参考になりそうな天気や服装の写真がこれくらいしかありません。ここはミュンヘンから車で片道2.5時間ほどの郊外にあるお城のある山です。標高が高いので寒かったです。

アップデート情報

  • 2025/02/24 ヴェルサイユ宮殿に到着した時刻を訂正
  • 2025/02/25 誤字の訂正
  • 2025/03/01 現地のスナップ追加
  • 2025/03/03 現金(ポンドやユーロの現地通貨)について
  • 2025/03/04 洗濯について
  • 2025/03/05 洗濯、靴、北駅の補足
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